「船水ボレー」:ピックルボール × ソフトテニスが生んだ新しいボレー

コラム

ソフトテニスのプロがピックルボールに挑戦

2024年1月、日本で初めてのピックルボールのプロが誕生しました。その選手は「船水雄太」選手。ソフトテニスで日本・世界でチャンピオンを経験し、日本で史上二人目のソフトテニスのプロ選手となりました。本場アメリカでピックルボールに挑戦します。

ピックルボールとソフトテニスのボレー

ピックルボールのボレーは、一般的に、フォアボレーとバックボレーで打つパドル面が異なります。(硬式)テニスと同じようにボレーをするのが一般的です。

写真は一般的なバックボレーで、手の甲側で打ちます。

船水ボレーとは

ソフトテニスのボレーは、テニスやピックルボールと違い、一つの面を使ってボレーをします。

船水選手は、このソフトテニスのボレーで世界に挑戦しようとしています。本場アメリカを見ると、誰一人このソフトテニスのボレーでプレーしていません。理由は、アメリカでトップレベルのソフトテニスプレイヤーがピックルボールに挑戦している人がいないことと考えられます。

バックハンドを手のひら側で打つ船水選手。ソフトテニス出身の人は誰でも真似できるものではなく、かなりの技術が必要とされそうです。

元全米チャンピオンの反応

実際に、このボレーを受けた元全米チャンピオンのダニエル・ムーアさんは次のように話しております。

ダニエルさん
ダニエルさん

誰もアメリカでこのボレーをしていないから、本当にみんなびっくりすると思います。

何よりも反射神経が早いのと、打ち方が特徴的なので予想外のボールがよく返ってくるので、反応がしにくいですね。

これを極めて挑戦することには意義があると思います。

誰も見てない、誰もやってないことに挑戦する姿勢が楽しみです!

初めて誰かがやったことを技名になることがあります。実際にピックルボールの「アーニー」というショットがありますが、これはアーニーさんが初めてしたからと言われています。このソフトテニスのボレーを「船水ボレー:Funemizu volley」として世界に広まれば嬉しいです!!

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