ピックルボールとは

ピックルボールの基本

ピックルボールとは

ピックルボールは、アメリカで生まれたラケットスポーツです。テニス・卓球・バドミントンの要素を組み合わせたようなスポーツで、誰もが簡単にラリーができて、老若男女問わず楽しめることから、近年日本でも人気が高まっています。

アメリカでのピックルボールの試合

TBS赤坂サカスでのピックルボールイベントの様子

ピックルボールの基本的なルール

ピックルボールは、バドミントンコートと同じ大きさのコートの中で、プラスチック製のボールを打ち合うスポーツです。コートの中央にネットを張り、1人対1人(シングルス)または2人対2人(ダブルス)で対戦します。大きい卓球(ボールやラケットは卓球に類似)・小さいテニス(フォームやショットなどはテニスに類似)というイメージです。

ラケットは「パドル」と呼ばれており、卓球のラケットに似ています。素材はポリプロレン素材と表面はカーボンなどでできていて、40cm程度です。

ボールは穴の空いたプラスチックボールで、テニスボールとほぼ同じ(ピックルボールは直径約6.99 〜7.62cm、テニスボールは直径6.54cm〜6.86cn)、重さはテニスボールの半分ほどです。

コートはバドミントンコートと同じ広さで、ネットはテニスのネットよりも5cm程低いです。特徴はキッチンと呼ばれるノンボレーゾーンがあります。

テニスと同じようにサーブを打ってからスタートします。サーブは下からである必要があります。特殊なルールとしては、サーブ、リターンの後からボレーが可能ということです。サーブを打った人は、相手のリターンを1バウンドで返球した後からボレーをすることができます。またキッチンと呼ばれるノンボレーゾーンでボレーをすることができません。ここにはボレーを打った後の流れで入ることもできません。1バウンドのボールであれば入って打つことができます。

ピックルボールの魅力

ピックルボールの魅力は、以下の3つが挙げられます。

誰でも爽快なラリーや試合ができる

ピックルボールは、ラリーまでの習熟難易度が他のスポーツと比較して低いです。個人差はありますが、一般的に5分もするとラリーを楽しめて、20分ほど練習すると試合ができてしまいます。これはテニスやゴルフではできないことです。

交流を楽しめる

ピックルボールは、コートが小さいため、プレーヤー同士の距離が近く、交流を楽しむことができます。また、ピックルボールは、初心者から上級者まで幅広い層の人が楽しんでいるスポーツであるため、さまざまな人と出会い、交流を深めることができます。

運動効果が高く、怪我のリスクが少ない

ピックルボールは、運動効果が科学的にも高いとされています。ラケットでボールを打ち合うスポーツですが、ラケットの面積が小さいため、相手のラケットとぶつかるリスクが少ないと言えます。また、コートも小さいため、ボールがコート内に飛び出すことも少なく、怪我のリスクを抑えることができます。

日本でもピックルボールの普及が進んでおり、今後ますます人気が高まっていくことが予想されます。テニスや卓球、バドミントンと比較して、簡単にラリーができるようになることから、アメリカでは国民的スポーツに成長しつつあります。アップルによるとApple watchをつけてピックルボールをプレーする人口が、テニスをする人口を上回ったというデータもあり、人気が急上昇中です。ぜひ、この機会にピックルボールを始めてみてはいかがでしょうか。

 

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